世界初!量産型可変圧縮比エンジン
Variable Compression TURBO の開発
桜門フォーラムは、技術とマネジメントに焦点をあてて、次世代の技術やマネジメントを学ぶ企画となっています。
今回は、日産自動車でエンジン開発を行っている田中儀明氏(理工学部出身)をお招きし、2019年自動車技術会賞技術開発賞を受賞した『世界初量産型可変圧縮比エンジンの開発』のお話を伺いたいと思います。
エンジンは、圧縮比が高いと燃費志向になり、低いとパワー志向になる。この性格はエンジン組立時に固定される圧縮比により変更できなかった。本技術では、19世紀から変わらない車載用エンジンのクランク機構を、車両の運転条件に応じてその圧縮比を可変制御できる独創的なマルチリンク機構へと進化させ、一つのエンジンが全く異なる2つの性格を持ち、走行シーンに応じて豹変できるようにした世界初の技術を生み出したのです。
エンジン開発のヒントや技術発明に必要なスキルを学び、さらには日大理工で学んだどんなことが役に立っているかを聞きたいと考えています。
開催日時:2019年11月8日(金) 開場16:40 講演17:00~18:00
開催場所:日本大学 理工学部 駿河台校舎タワー・スコラS302教室
講 演 者:田中 儀明
日産自動車株式会社パワートレイン・EV 性能適合開発部
対 象:桜門技術士会会員及び日本大学理工学部教員・学生
参 加 費:無料
申 込 み:日本大学関係者は, 桜門技術士会のホームページ通信欄に
桜門フォーラムと記載し,所定の内容を記載してください.
そ の 他:講演会終了後に, 懇親会( 参加費別途) を予定しております.
主 催:理工学部機械工学科, 桜門技術士会
協 力:日本大学理工学部