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2023年10月3日(火)に桜門フォーラム2023を開催します。

今年2回目の桜門フォーラムを開催します。
今回のフォーラムはF1パワーユニットをテーマに日本大学理工学部機械工学科、日本機械学会との共催企画です。F1マシンは、「走る研究室」とも呼ばれ、技術革新の連続です。
F1がスタートした1950年代のエンジンは、排気量が4.5ℓ、最大出力は425馬力ほどだったものが、2023年、排気量は1.6ℓまでダウンサイジング、最大出力は1,000馬力超までアップしています。
この究極のエネルギー効率を生んだ背景には、エンジンが生む余剰エネルギーをすべて回生させ動力として再利用するシステムの導入です。
一切を無駄にできない宇宙空間と同じなのです。よって開発者らは、自動車業界のNASAもしくはJAXAと云っても過言ではないでしょう。

現在、10チームが世界中を転戦していますが、中でも空前絶後の大記録を生んでいるチームがあります。2023年は14戦14勝、なおかつドライバーは10連勝中と云うそのチームは、オーストリアの『レッドブル』です。
今回のフォーラムにお招きする講師は、このレッドブルで使用しているパワーユニットの開発に携われた浅木泰昭氏(元HONDA)です。
エンジン仕様などで厳しい制限が多数あるF1レースにおいてすべての課題をクリアしつつ常勝マシンを作り上げた秘訣についてご講演賜ります。
なお、9月24日には今期16ラウンド目となる鈴鹿GPにこのマシンが来ます。
お楽しみに!

F1講演会 A3フライヤー
F1講演会 A3フライヤー

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